安倍晋三首相に近い自民党の若手議員約40人が25日、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合を党本部で開いた。
安全保障関連法案に対する国民の理解が広がらない現状を踏まえ、報道機関を批判する意見が噴出した。
講師として招いた作家の百田尚樹氏に助言を求める場面も目立った。
出席議員からは、安保法案を批判する報道に関し「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい」との声が上がった。
沖縄県の地元紙が政府に批判的だとの意見が出たのに対し、百田氏は
「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と主張した。
懇話会は木原稔青年局長が代表で、首相側近の加藤勝信官房副長官や萩生田光一・党総裁特別補佐も参加した。
出席者の一連の発言について、自民党中堅は「自分たちの言動が国民からどのような目で見られるか理解していない。安保法案の審議にマイナスだ」と指摘。
公明党幹部は「気に入らない報道を圧力でつぶそうとするのは情けない。言葉を尽くして理解を求めるのが基本だ」と苦言を呈した。(共同)
http://www.nikkansports.com/general/news/1497679.html
2つの新聞
橋下氏 維新の内情暴露でメッタ斬り
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/06/25/0008153351.shtml
党執行部は全国の都道府県総支部の意見を聞く方針というが、橋下氏は
「調べたんですよ。各都道府県でどれだけ党員獲得しているのか。そしたら4人しか党員集めてない都道府県総支部がある。4人ですよ!そこの総支部長の意見なんか無視しろ、むしろ交代、クビですよ」と党の内情を暴露した。
返す刀で橋下氏は「維新の党ね、びっくりするくらいの既得権団体ですよ。
調べたら総支部長に毎年600万円の活動基礎金額が出てて、国会議員には千何百万円。団体運営補助金と一緒。
維新の党こそ既得権益打破で打ち崩さないといけない」と指摘した。
エンジン全開の橋下氏は「既得権益打破とか口ばっかり。自分の党の改革ができないのに、国の改革なんてできるわけがない。
維新の党もすぐに消えてなくなりますよ」と猛批判。「執行部がどう受け止めるか分からないけど、グジャグジャになって橋下早く辞めてくれって声になるんじゃないですか」と橋下節が止まらなかった。