民主党の野田国義参院議員が参院予算委員会で
山谷えり子国家公安委員長にセクハラと取られかねないやじを飛ばした問題について、自民党内で9日、批判の声が相次いだ。
稲田朋美政調会長は記者会見で、「女性の人権と品格を非常に傷つけるやじで、許せない」と強い不快感を示した。
町村信孝元官房長官は町村派総会で、「参院の品格に関わる問題だ」と指摘。
「自民党をこてんぱんに言う民主党があんなセクハラを言ったら、徹底的にやるべきだ」と述べ、民主党の責任を追及すべきだとの考えを強調した。
中曽根弘文前参院議員会長も二階派総会で、「失礼な侮辱だ。しっかりけじめを付けることが大事だ」と語った。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014100900594
生活保護法改正 審議わずか8時間半 参院厚労委
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013110802000118.html
参院厚生労働委員会は七日の理事会で、生活保護費の抑制策を盛り込んだ生活保護法改正案と生活困窮者自立支援法案の審議日程を協議。
自民、公明の与党は採決を十二日午後に行う案を示した。民主党が回答を留保したため、十二日の理事会で再協議する。
理事会では、十二日午前に東京都新宿区の福祉事務所や経済的に困っている人を支援するNPO法人を視察した後、午後に二時間半の質疑を行うことで一致。与党はその後の採決を提案した。
両案は衆院より先に参院で審議されることになり、五日に参院厚労委員会で趣旨説明が行われた。
実質的な審議に入ったのは七日。与党側の提案通り採決が行われれば、参院での審議はわずか八時間半で終わる。
生活保護法改正案は申請の際に所定の書類提出を義務付けるなど申請手続きを厳格化して、親族などの扶養義務も強化した。
反対の共同声明に賛同する研究者が千人を超えたのをはじめ、有識者や支援者の間で「窓口で申請を拒む水際作戦を合法化するものだ」と反対の声が広がる中、採決を急ぐ姿勢は批判を浴びそうだ。
政府は五月に両案を先の通常国会に提出。与党や民主党などによる修正を経て衆院を通過した。
参考人質疑も含めて衆院厚労委での審議時間は十二時間だった。
参院でも八時間ほど審議を行ったが、参院選前の与野党対立の影響で審議未了・廃案になった。政府は修正を踏まえ、今国会に再提出した。
米ミズーリ州セントルイスの路上で8日、地元の警察官(32)が、18歳の黒人青年を射殺した。警察は9日「青年が最初に発砲し応戦した」と説明した。米メディアによると警察官は17発を発砲した。
8月に白人警察官が丸腰の黒人青年(18)を射殺し、大規模な抗議活動が起きたファーガソンは隣町。今回の事件直後には、現場周辺に住民らが集まり、警察に激しく抗議した。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100006-n1.html