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【絵】 漫画編集者が語る 「絵が上手くなる人にありがちなこと」

■月刊少年ライバル編集部 shonen_rival
http://togetter.com/li/391213
確かに新人さんとプロの作家さんを一番開きがあるのは「画力」だな~と思います。画力っていうと何を指してるか微妙ですが、単純に「雑誌に載って他のマンガに画面で勝ってるか負けてるか」ってことかなと思ってます。
つまりは、画力さえ足りればプロへの門は開ける、とも言えますね。
ただ、僕は画力のあり方は人それぞれだと思ってます。スゴイかっこいいんだけど、よく見たらデッサンが狂ってる?というプロの作家も……います!けど、スゴイかっこよくて、他のマンガを凌駕しているならそれでいいんです。
ただ新人さんはスキル主義でいるべきだと思います。自分の絵の味とか売りとかを口にすべきじゃないと思ってます。
それは他人が評価することなので、ひたすら「良い絵」を描くためだけに腕を磨いてほしいし、そういう人じゃないと「雑誌に載って引けをとらない」画力には達しないかな、と。

絵がうまくなる新人さんあるある①
描き上げて24時間以上経過した原稿は、「下手すぎる!」とか言って、蛇蝎のごとく嫌う。

絵がうまくなる新人さんあるある②
全コマに背景を描きこみすぎて、読みにくい原稿を描いてくる。背景を抜くことを後から覚える。

絵がうまくなる新人さんあるある③
コマの中の絵に、奥行きを感じさせる構図が多い。

絵がうまくなる新人さんあるある④
原稿ごとに、色んなことを実験してくる。

絵がうまくなる新人さんあるある⑤
「自分の絵が下手だ!」という劣等感に苛まれ続けている。プロになっても。

絵がうまくなる新人さんあるある⑥
待ち時間に描いている落書きの絵が、自分の漫画のタッチと違う。
もっとリアルだったり、イラストっぽかったり。