贈与税改正! 親から無税でお金をもらう方法
プレジデント社2月10日(火)8時45分
■相続対策の始めの一歩は贈与から
2015年1月1日から相続税法の改正が施行され、相続税の基礎控除の定額部分が引き下げられました。
このことは一般的なニュースだけではなく、テレビのワイドショーやバラエティ番組でも大きく取り上げられ、最近は相続についての勉強がちょっとしたブームに。
「うちも相続税を払わなくてはいけないかも」「うちも親が亡くなったら、相続争いをしちゃうかも」と、身近な問題となりました。
もし、節税をしつつ身内での相続争いを避けたいのなら、財産を残す人が元気なうちに対策を打つことが肝心。
中でも親から財産をもらう(「贈与」を受ける)ことは何よりの得策になります。親や祖父母が相続税がかかるような資産家なら、相続の前に、まずは贈与です。
今回は2015年1月から登場した贈与の新しい制度を紹介します。
■子どもの家計を援助する「結婚・子育て贈与」
・結婚資金……結婚するときに支出する婚礼(結婚披露宴を含む)の費用、新居に必要な費用、及び引っ越しに必要な費用・子育て資金……妊娠に必要な費用、出産に必要な費用、子どもの医療費、及び保育料のうち一定のもの■子どもへマイホームの頭金を援助する「住宅取得資金贈与」
もう一つ拡充された贈与に「住宅取得資金贈与」があります。従来も「住宅取得資金贈与」はありましたが、無税になる金額が大幅にアップしました。
■子どもの生活資金を援助する「暦年贈与」
最後にいちばんオーソドックスな「暦年贈与」を紹介します。
【年100万円コース】
非課税枠内なので、贈与税は0円
【年300万円コース】
贈与税率10%なので、[300万円-110万円]×10%=贈与税19万円
【年500万円コース】
贈与税率15%でも実際に負担する税率は10%以内になるので
[500万円-110万円]×15%-控除額10万円=贈与税48万5000円適当に抜粋
http://news.biglobe.ne.jp/economy/0210/pre_150210_3470091288.html