東電、2年連続の経常黒字=原油安で燃料費5年ぶり減-15年3月期
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16年3月期業績見通しは、柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働時期が不透明なため、売上高と各損益ともに未定とした。
広瀬直己社長は記者会見で「工事の繰り延べなど一時的な収支改善に頼るのではなく、持続可能な収支構造に転換しなければいけない」と強調。
収支改善の柱とする柏崎刈羽原発の再稼働に全力を挙げるとともに、16年4月の電力小売り全面自由化に向け、通信会社など異業種との提携を通じ収益力強化を目指す考えを示した。
具体的な提携相手については「まだ何も決まっていない」と述べるにとどめた。
15年3月期連結業績は、年度前半の原油高を受けた電気料金収入の増加を主因に、売上高が前期比2.6%増の6兆8024億円と過去最高を更新。
営業利益は65.4%増の3165億円、純利益は原子力損害賠償・廃炉等支援機構からの賠償資金交付などを含め2.9%増の4515億円だった。(2015/04/28-20:23)
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