新婚生活から出産にはお金がかかる 貯金目標50万円 バラ色老後へ子育てとお金を考える(1) 2014/7/1 7:00今月のテーマは「子育てとお金」です。
若い読者は少し前まで親に学費を出してもらう立場で、自分が子どもを育てるなんてピンとこないかもしれません。
しかし、早いうちから「子どもとお金」を考えるとお金に困りませんし、自分のバラ色老後にもつながります。
■子どもを授かることが結婚のきっかけ
厚生労働省によると、昨年の婚姻件数は66.3万組でした。
婚姻数は団塊世代の結婚適齢期に年間100万件を突破したものの、それ以降は減少傾向です。
1980年代から年間70万~80万件程度を維持しながら漸減傾向が続き、未婚率の急上昇とは対照的です。
近年の結婚の特徴は、おめでた婚(できちゃった婚・授かり婚などともいう)が多いことです。
厚生労働省の「出生に関する統計(平成22年度)」によれば、結婚したカップルの届出日と第1子の誕生日から推計したおめでた婚の割合は25%だそうです。
つまり、4組に1組は妊娠が明らかになったことをきっかけに結婚したことが分かります。
海外では入籍にこだわらず、結婚しないで子育てするケースがあります。
一方、日本では戸籍を重んじる風潮や社会的な体裁が重要視されているせいか、円満なカップルが妊娠したり、子どもを欲しいと希望したりしたときは入籍する傾向があります。
結婚は手間がかかり、先送りしたくなるテーマです。
妊娠が結婚というビッグイベントを乗り越えるきっかけとなるなら、私は「おめでた婚はアリ」だと考えます。
しかし、経済的な問題を考えずに、おめでただから結婚しよう、では困ります。
■まったくお金の準備がなく、いきなり結婚は大変うぇbで
http://www.nikkei.com/money/features/18.aspx?g=DGXNMSFK2800A_28062014000000