食パン、関西なぜ厚切り?(謎解きクルーズ)
粉もん文化 もっちり好き
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS09ABD01_U4A900C1AA1P00/
朝の食卓に欠かせない食パンは全国的に1斤6枚切りが主流だが、関西では厚めの5枚切りが1番人気だ。
一方、関東で売られている8枚切りは関西ではほとんど見かけない。
これだけ違いが出るのはなぜか。調べてみると、だんだんと厚くなってきた歴史があった。
敷島製パンによると、主力の「超熟」の売上高は関西では5枚切りが46%で最も多い。一方、関東では6枚切りが57%を占め、5枚切りは10%。
フジパンの「本仕込」も関西は5枚切りが45%、6枚切りが36%だが、関東では5枚切りが6%、6枚切りが58%と逆転する。
5枚切りの標準は24ミリ、6枚切りは20ミリとされ、たった4ミリの違いだが地域差は鮮明だ。
「関西から関東に引っ越した人から『何で5枚切りがないのか』と問い合わせが来る」(敷島製パン広報室)。
関東で23%を占める8枚切りは関西ではわずか2%。逆に「関西に越してきた人からは『8枚切りはないのか』と言われる」(同)という。
関東と関西で人気が違う!? 食パンのスライス枚数事情「関西では5枚切りの方がよく売れる」
http://woman.mynavi.jp/article/130622-021/
スーパーなどで食パンを買う際、いくつもの「スライス枚数」があるのを目にしますよね。よく目にするのは「6枚切り」、ほかに「10枚切り」なんて薄いのも売られていますよね。
さて、この食パンのスライス枚数ですが、ほかに何枚切りがあるのでしょうか? 「食パン」について、山崎製パン株式会社の広報・藤井さんにお話を伺いました。
■基本となるのは6枚切り
――食パンのカット数ですが、山崎パンでは何種類のスライス枚数があるのですか?藤井さん まずは「6枚切り」。これが基本となります。そして厚めにカットした「4枚切り」と「5枚切り」。薄いのは「8枚切り」と「10枚切り」があります。10枚切りがサンドイッチなんかにいいですね。
■地域によって人気のスライス枚数が違う!?
――以前、関東と関西では売れている食パンのスライス枚数が異なるという話を聞いたのですが、これは本当なのでしょうか?藤井さん これは本当です。全国的には、メインとなる6枚切りが売れ筋の中心ではあるのですが、近畿圏では5枚切りの方がよく売れています。また4枚切りも人気ですね。
――近畿圏では厚く切ったほうが人気なんですね。ほかにもそういった違う売れ行きの傾向の地域はありますか?藤井さん 東北地方は、6枚切りがメインではありますが、なぜか8枚切りの人気がほかの地域より高い傾向にあります。
――東北になると逆に薄く切ったものが人気になるのですか……。これはどんなことが要因となっているのでしょうか?藤井さん データとして、こういった傾向にあるということだけは分かっているのですが、なぜこのような傾向になるのか要因は分かっていないんですよ。
――そうなのですか……。しかし、同じ食パンでも、地域によって切り分けられた枚数の好みに差が出るのは面白いですね。
これを読んでいる近畿圏、そして東北地方の皆さんは、よく買う食パンのスライス枚数はどうですか? この傾向そのままですか? もし機会があれば、それぞれの地域に好みのスライス枚数のアンケート調査をしてみても面白いかもしれませんね。