・ニュース
http://www.cnn.co.jp/world/35085663.html
南スーダンの首都ジュバで大統領支持派と副大統領支持派の衝突が激化し、国連によると10日も戦闘が続いている。
一方、同国のルエス情報相は、首都は完全掌握できていると強調した。
今回の戦闘による死者の数は不明だが、約150人とする情報も、270人以上とする情報もある。
ルエス情報相は地元放送局に対し、衝突によって教会の礼拝に支障が出たものの、その後戦闘は収まったと説明。
「現時点で状況は平穏であり、正常だ。ジュバの街は政府が完全掌握している」とした。しかし後にこの発言を修正し、政府が掌握できていない地域もあると明らかにした。
・日本政府コメント
http://www.asahi.com/articles/ASJ7C3TW7J7CUTFK00B.html
中谷元・防衛相は11日、治安情勢が悪化している南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に参加中の陸上自衛隊の活動について、「(PKO)参加5原則が崩れたとは考えていない」と述べ、派遣要件が維持されており、部隊を撤収する考えがないことを示した。防衛省で記者団に答えた。
中谷氏は「武力紛争が発生したとは考えておらず、反政府側が紛争当事者に該当するとも考えていない」と説明した。
長崎大原爆後障害医療研究所(原研)は1日、原爆投下直後に長崎市の西山地区で降った「黒い雨」が、がんによる死亡率の上昇に大きな影響を与えたとは考えにくいとの研究結果を明らかにした。
長崎市で開かれた原子爆弾後障害研究会で発表された。
これまでの研究で、爆心地から2・5~3キロ離れた西山地区は、原爆の放射線は金比羅山に遮られたものの、放射線物質を含む「黒い雨」が降ったとされる。
原研などは西山地区で被爆した610人を含む被爆者約6050人を対象に、甲状腺がんを含む全てのがんによる死亡率を算出。
その結果、周囲に山があり、「黒い雨」が降らなかった地区と、西山地区の間で、がんによる死亡率に有意差はなかったという。
原研の横田賢一・技術専門員は「黒い雨により、がんの死亡率が飛躍的に上がるとは考えにくいとの結果が出た。住民の不安軽減につながってほしい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140601-OYT1T50126.html