首相「邦人なしでも米艦護衛」 集団的自衛権、国会論戦
http://www.asahi.com/articles/ASG5X2W6XG5XUTFK001.html
他国を武力で守る集団的自衛権について、安倍晋三首相が
行使の検討を正式に表明してから初めての国会論戦が始まった。
首相は28日の衆院予算委員会で、朝鮮半島有事を念頭にした米艦船について日本人が乗っていなくても守る考えを示した。
さらに首相はペルシャ湾の「ホルムズ海峡」と具体的な地名を挙げ、機雷の除去やタンカーなどを守るために集団的自衛権の行使が必要との考えも示した。
(中略)
首相はさらに「外国の船を雇うこともある。それは米国船ではない」とも述べ、邦人が乗っていれば、米国以外の国の船も集団的自衛権を使って守る考えを示した。
「私は米国の船以外は駄目だと言ったことはない。
米国のみが集団的自衛権の対象になるわけではない」とも強調した。