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【はだしのゲン】橋下「メディアが圧力を加えて教育委員会の決定を覆した。これでいいのか?」

2013.8.27 橋下徹 大阪市長 登庁時 ぶらさがり取材
https://www.youtube.com/watch?v=dP1YqPRBefk
あんだけメディアがわんさか騒いで、一度教育委員会が決定した事項をひっくり返したってことは、教育委員会の独立性を完全に脅かした、ある意味「教育委員会の独立性ってのは要らないんだ」って言ったに等しいと思いますよ。

通常の行政と違って、世間の声でその決定を脅かしちゃいけないってのが、教育委員会の独立性ってことなんですよ。
司法と同じですよ。裁判所の決定に関して世間がわーわーわーわー騒いでその決定を覆すのはよくない。
事実誤認等があれば批判するのは当然ですけどね。決定自体に対して世間がわーわー言ってね、その決定の当否についていわゆる世論の圧力を加えちゃいけませんよっていうのが、独立性の根本的な理念ですよ。
司法の独立性っていうのはそういうことだし、教育委員会ってものもそう。

それを今回世間の代表格であるマスメディアがわーわー騒ぐことによって、決定に対して世間の圧力を加えたっていうのは、教育委員会の独立性を侵害していることの典型例だと思いますけどね。
僕は教育委員会の完全独立性ってのは認めない立場ですから、政治家が意見を言う、政治家が強く申し入れをする、それは当たり前だと思ってます。
朝日新聞や毎日新聞なんてのは教育委員会の絶対的独立性を掲げているのに自分たちはああやってわーわーわーわー圧力をかけていいんですかね。
教育的な観点で考えて決定されたものを世間がわーわーわーわー言う圧力から守ってあげようというのが、教育の独立性、中立性ですよ。
松江市の教育委員会もだらしないですよ。独立性を自ら放棄したようなもんですよ。自分たちの判断に自信があるんだったら、朝日新聞に言われようが、毎日新聞に言われようが、「これは教育的な判断だ」と。「新聞社の一時の世論には流されませんよ」って言い返せばいいのに。
もうああいうことを認めてしまったら、新聞社からの意見で曲げたってことはバッジをつけた政治家からもどんどん曲げられますよこれから。
新聞社のいう事を聞くのに、正当な手続きで選ばれた住民の代表の声はなんで聞けないんだっていうことになる。