【逮捕直後のAERA 2013年3月4日号】
> 弁護人 「彼の身の回りにC#の参考書があったわけでもない。彼のコンピューターにもC#を使った痕跡がない> C#が使えないんだから、ウイルスを作製した真犯人ではないんですよ」【昨日の第5回公判】
片山氏が所属していた甲社で上司だったN課長と社長のM氏が証言
N課長は、「2009年春から秋にかけて作成した建築業向けの建築台帳の関するプログラムが、お客から不具合を指摘されたため、原因を調査し修正することになり、彼にその修正作業を依頼しました」と証言。
そのプログラムの大きさは「全体で数千行に及ぶもの」という
検察官は、片山氏がN課長に宛てた2通のメールを示した。内容は、この作業についての報告検察官とN課長は、これに関して次のようなやりとりを行った
――不具合の原因を特定できたとして、手直しとはどういうことをするのか
「問題となっている命令行を特定し、修正方法を確認して行を削除したり書き換えたり書き加えたりして変更します」――被告人は、数千行のソースコードを読んで不具合部分を特定して記述を加えたのか「はい」
――被告人の修正が、後に不具合を生じたか。
「そういう記憶はありません」