アイドルを育てたい。映画監督にもインテリアデザイナーにもなりたい。やりたいことが多すぎて、人生一つじゃ足りない。パパ、どうしよう?コンテンツ会社を営む父は「会社をつくれば、みんなでいろいろ挑戦できる」と教えてくれた。初めて起業を意識した中学1年の思い出だ。小学生で偉人の伝記を読みあさり、私も伝記が書かれる人になると心に決めていた。
ログイン前の続き15歳で株式会社AMFを設立。女子中高生向けの商品開発サポートやイベントのプロデュース、アプリ制作などを手がける。年商約1千万円は「全然足りない」。目下の目標は、22歳で上場し、最年少記録の25歳を更新することだ。
この冬、テレビなどメディア露出が急増した。笑顔で繰り出す強気な発言が注目され、密着取材で父への不機嫌対応が放送されても意に介さない。「強気キャラじゃなくて、本当に気が強いんです」。
毎日ツイッターで自分の名前を検索する。家族や友人が気遣って言わない辛辣(しんらつ)な批評は、自分を客観視するアンテナになる。
今年、18歳は選挙権を得る。18歳になったばかりの女子高生社長は「制服選挙」を掲げて戦略を練る。頭が固い、説明が長い、若者をなめている。業界で幅をきかすそんな大人たちの生態を見抜いたうえで、選挙ビジネスに勝機ありと語る瞳の奥がきらりと光る。(冨岡史穂)
http://digital.asahi.com/sp/articles/ASHDT55HFHDTULBJ00P.html
衆院予算委員会(12日)の国会中継を見ていて非常に不快感を覚える場面があった。
それは、日本維新の会の石原慎太郎共同代表が質問の中で中国を「シナ」と呼んでいたことだ。
それも一回や二回ではなく連発していた。委員会で石原氏に注意する場面が見受けられなかったのは残念である。
石原氏は以前から「シナ」と表現していたが、国政復帰後、初の国会質問でのこの言動には幻滅した。「シナ」は差別的な用語と受けとめる人は少なくない。中国の国民は反発の感情を持つだろう。日本人が「ジャップ」と呼ばれれば不快に思うのと同じではないか。
石原氏の言動には中国を見下すかのような印象を受けた。
ことさら対立をあおろうとするのは理解できない。
http://www.asahi.com/opinion/articles/TKY201302150414.html