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【遠隔操作事件】片山被告は「弁護団が増長させた」「依頼人に騙されたなんて言ったらダメ」江川昭子

片山祐輔被告は「弁護団が増長させた」? 司法関係者からは弁護人擁護の声
http://www.j-cast.com/2014/05/21205376.html
「弁護団が肩入れしすぎたので、増長したのではないか」。パソコン遠隔操作の犯行などを一転して認めた片山祐輔被告(32)の弁護団に対し、ネット上ではこんな声も出て、議論になっている。
片山祐輔被告が逮捕されてから、主任弁護人の佐藤博史弁護士を中心に、弁護団は、法廷内外で無実を訴え続けた。

「肩入れしすぎだ」と一部で疑問視する声
証拠がまったく出されていないというのがその論拠で、自分に都合のいい情報だけをマスコミにリークしていると、検察側を一貫して批判し続けた。可視化しなければ取り調べに応じないと、捜査協力を拒む姿勢さえ見せていた。
「完全にだまされた」。それが一転、佐藤弁護士が2014年5月20日の会見でこう認める事態になった。
しかし、「『やっていない』という人を信じるのが職業倫理」だとして、これまでの対応を否定することはなかった。
否認している容疑者が「実はやってました」と告白することに何度も遭遇しており、それを元に弁護するのが仕事だからだという。もし「真犯人」メールで足が付くことがなければ、今後も無実を訴え続けただろうともしている。

こうした弁護団の対応ぶりについては、ネット上で、疑問を投げかける向きも一部ではある。
「肩入れしすぎだ」「依頼人に騙されたなんて言ったら絶対に駄目だろ」
「無責任極まりない」「誤認逮捕された人の気持ちを考えると憤りをかんじます」といった意見だ。


【遠隔操作事件】 ゆうちゃんの初公判 来年2月に開かれることが決定

PC遠隔操作事件 2月に初公判の見通し
11月29日 16時11分

パソコンの遠隔操作事件で、起訴された被告について裁判の争点や証拠を事前に整理する手続きが行われ、初公判が来年2月に開かれる見通しとなりました。
弁護団が一貫して無罪を主張しているのに対し、検察は50人を超える証人を呼ぶことを検討していて裁判は長期化が予想されます。

一連の遠隔操作事件で威力業務妨害などの罪で起訴されたインターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(31)について29日、東京地方裁判所で事前に争点や証拠を整理する手続きが行われ、初公判は来年2月中旬に開かれる見通しとなりました。
弁護団が「被告自身も遠隔操作された被害者だ」と一貫して無罪を主張しているのに対し、検察は有罪を立証するために50人を超える証人を呼ぶことを検討していて、裁判は長期化することが予想されます。
また、この事件では証拠の多くがデジタルデータのため、裁判所はIT技術の専門家が「特別弁護人」として弁護団に加わり、被告と面会したり裁判に参加したりすることを認めました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131129/k10013449351000.html