週刊誌報道に下村氏「事実無根」
TBS系(JNN) 6/29(木) 19:23配信
29日発売の週刊文春。2013年と2014年に、当時、文部科学大臣だった自民党の下村幹事長代行を支援する政治団体が開催したパーティーをめぐり、下村氏側が学校法人「加計学園」に計200万円分のパーティー券を購入してもらいながら、それを政治資金収支報告書に記載していなかったとして「政治資金規正法違反の疑い」があると報じました。
「選挙妨害であり、名誉毀損にあたると考え、告訴することを準備しているところであります」(自民党 下村博文幹事長代行)
29日発売の週刊文春。2013年と2014年に、当時、文部科学大臣だった自民党の下村幹事長代行を支援する政治団体が開催したパーティーをめぐり、下村氏側が学校法人「加計学園」に計200万円分のパーティー券を購入してもらいながら、それを政治資金収支報告書に記載していなかったとして、「政治資金規正法違反の疑い」があると報じたのです。
これについて、菅官房長官は・・・
「政府としてはコメントは控えます。ただいずれにしろ、下村議員ご自身の問題ですからご自身がしっかり説明をされるんだろうと」(菅義偉官房長官)
Q.政府として本当に適正かどうかをしっかりと再検討するという意思はございますか?
「よく週刊誌の記事でご質問されてますけど、ご自身で確認されたうえで質問されるべきじゃないでしょうか」(菅義偉官房長官)
29日、安倍総理は、打ち合わせなどをして終日総理官邸で過ごしました。
現在の状況をどう見ているのでしょうか。
ソースより一部抜粋。全文はソースで
「2校でも3校でも認める」総理の“疑念払拭”に波紋
テレビ朝日系(ANN) 6/27(火) 11:47配信
獣医学部新設の問題で、安倍総理大臣の発言が波紋を呼んでいます。
獣医学部の新設を巡っては「空白地域に」「1校限り」などとしていました。
この条件について、安倍総理は「獣医師会の強い要望」としています。その要望への配慮が疑念を招いたとして、「地域に関係なく、2校でも3校でも意欲あるところにはどんどん獣医学部の新設を認めていく」と発言しました。
この発言に野党が一斉に反発しています。
民進党の山井国対委員長は、改めて臨時国会の早期開催を求めて自民党の竹下国対委員長との会談を要請しています。
特に民進党としては今回の安倍総理の発言について、「これまでの説明を根本からひっくり返す発言だ」として、国会での説明を強く求めています。さらに、27日午後には加計学園の疑惑に関する会合を開くなど追及する姿勢を継続する方針です。
これに対して、菅官房長官は今回の安倍総理の発言について「1カ所でまず風穴を開けて、そこから全国展開するのが国家戦略特区法の趣旨だ」と強調しました。
また、政府関係者は「ペットブームが広まっているだけでなく、農場での検疫作業の需要も高まっている」としています。
野党側は加計問題隠しだと批判を強めていることから、政府・与党側はさらなる説明を求められることになりそうです。
加計学園問題 菅義偉官房長官「獣医師会、農水省、文科省は抵抗勢力だ」
菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、獣医学部新設が52年間認められなかった経緯について「岩盤規制といわれる獣医師会、農林水産省、文部科学省が大反対してきたからではないか。まさに抵抗勢力だ」と批判した。
その上で「規制の根拠が明確にない。そうしたことが維持されてきていることが問題だ」と語った。
萩生田光一官房副長官は23日夜、文部科学省で見つかった自身の
発言概要とされる文書の内容について、前川喜平前事務次官が同日の記者会見で「ほぼ事実」などと述べたことに対し、「臆測に基づくものが多く、コメントに値しない」と反発した。
権力の私物化か。腹心のジャーナリストを無罪放免にした官邸の闇
元TBSワシントン支局長の山口敬之氏に「レイプされた」と顔出しで告白したことが大きな話題となった、ジャーナリストの詩織さんによる記者会見。なぜ、多くの状況証拠があったにも関わらず山口氏の逮捕状は取り下げられたのでしょうか?メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんは、山口氏が不起訴となった背景に安倍官邸との「親密さ」が関係あると指摘。
さらに「加計学園問題」でも問題視されている、安倍官邸による「権力の私物化」を一刀両断しています。
安倍首相の“腹心の友”が加計孝太郎氏なら、さしずめ 元TBSワシントン支局長、山口敬之氏 のことは、“腹心のジャーナリスト”と呼んでみようか。
NHKの岩田明子氏と、産経新聞の石橋文登、阿比留瑠比のご両人もさることながら、昨今では山口氏への総理の寵愛が目立ち、どうやら官邸と警察がつるんで山口氏の卑劣なレイプ犯罪まで帳消しにしてやったのではないか、という疑いまで出てきたのである。
(中略)
週刊現代6月17日号によると、ザ・キャピトルホテル東急の15~17階にある超高級賃貸マンションの一室に月額200万円の賃料を払って事務所をかまえる山口氏。
いくら最近、テレビ出演のオファーが相次ぎ、「総理」などの著書を出し、雑誌に記事を書いているとはいえ、とてもそれだけで、ジャーナリストらしからぬゴージャスな生活を維持できるとは思えない。
今回の疑惑について、山口氏はフェイスブックなどで「私は法に触れる事は一切していません。
…1年4ヶ月にわたる証拠に基づいた精密な調査が行われ、結果として不起訴という結論が出ました。
よって私は容疑者でも被疑者でもありません」などとコメントしているが、「不起訴」だから問題ないという態度はジャーナリストの資質として、いかがなものだろうか。
山口氏が今後もジャーナリストとして仕事を続けていきたいのなら、権力の走狗となって庇護されるのではなく、一般市民の側から権力を客観視する姿勢をとるべきであろう。権力に肉薄するのはよいが、心まで売り渡してはならない。
加計学園「官邸の最高レベル」文書、文科省 追加調査の方針固める
加計学園による獣医学部の新設計画をめぐり、「官邸の最高レベルが言っている」などと記された文書について、文部科学省が追加調査を行う方針を固めました。
文書は去年9月26日に獣医学部の新設をめぐって、文部科学省が内閣府と打ち合わせをした際「官邸の最高レベルが言っている」と内閣府から言われたと記録されたものです。
松野文部科学大臣は調査の結果、「文書の存在は確認できなかった」としていましたが、文部科学省の現役職員はJNNの取材に対し、文書がメールに添付されて複数の職員に送られ共有されていたことを認めました。
こうした証言を受けて、文科省は追加の調査を行う方針を固め、松野大臣が記者会見で発表する見通しです。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3074635.html
菅長官と応酬・・・再調査は? 加計学園問題
TBS系(JNN) 6/8(木) 19:34配信
8日、菅官房長官の記者会見で激しい応酬がありました。
そのワケは、加計学園による獣医学部の新設計画をめぐって民進党などが公表した文書。
文書の信ぴょう性が高まる中、果たして再調査は行われないのでしょうか。
8日、菅官房長官の会見。記者との激しいやり取りが展開されました。
「的確な回答を頂いていないのですが」(記者)
「今、私が申し上げたとおりです」(菅義偉官房長官)
焦点となったのは、「官邸の最高レベルが言っている」などと記された文書。
文部科学省の現役職員はJNNの取材に対し、文書が複数の職員にメールで送られ、共有されていたことを認めています。
同様の証言は、ほかのメディアも報じています。
会見で、メディアが報じた職員の証言はうそだと思うか?と問われた菅長官は・・・
「全てうそだと、信用できないと思う?」(記者)
「私はうそだとは言っていません。文科省において検討した結果、出所や入手経緯が明らかにされていない文書については、その存否や内容などの確認の調査を行う必要がない」(菅義偉官房長官)
加計学園の獣医学部新設をめぐって、民進党などが公表した文書。その信ぴょう性は日を追うごとに高まっています。
「受け取った文書に間違いありません」(前川喜平文科省前事務次官 先月25日)「(メールと)同姓同名の職員は実際におります」(文科省の担当者 今月5日)
それでも菅長官は・・・
「情報源が匿名だと信ぴょう性がないと?」(記者)
「いや、(文書の)存否や内容など確認を・・・必要ないと判断した」(菅義偉官房長官)「判断した理由を教えてほしい」(記者)
「いや・・・」(菅義偉官房長官)
再調査の必要はないと繰り返し述べました。
与党内からは・・・
「なぜ怪文書みたいなのか、なぜ再調査しなくてもいいのか、ここは官房長官の口から、国民にわかるように説明することが望ましい」(公明党 漆原良夫中央幹事会会長)
8日はテロ等準備罪を新設する法案の審議も再開されました。
国会の会期末は10日後に迫っていますが、国民が納得しての閉会となるのでしょうか。
ソースに動画あり
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3073997.html
玉木雄一郎
2015年の閣議決定で決めた「4条件」のうち「新しい具体的な需要」をどのように確認したのかと聞いたところ、内閣府から、「神の見えざる手」で決まるので「どこに何人が必要とされているかを把握することはできず」と驚くべき答えが返ってきた。
堂々の開き直り。やはり行政がゆがめられている。
詩織さん準強姦被害の逮捕状もみ消し「あり得ない」
前川前次官の証人喚問、自民が拒否 加計学園問題
民進、共産、自由、社民の野党4党は26日、学校法人「加計(かけ)学園」が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、「行政がゆがめられた」などと証言した前川喜平・前文部科学事務次官の証人喚問を求める方針で一致し、与党側に求めた。安倍晋三首相が出席する集中審議も要求したが、自民党は証人喚問を拒否し、集中審議は「即答できない」と答えた。
民進、共産など野党4党の国会対策委員長は26日午前、国会内で会談。
疑惑の解明には、前川氏の証人喚問と首相を直接ただす予算委員会での集中審議が必要との認識で一致した。
その後の自民、民進国対委員長会談で、民進の山井和則国対委員長は「首相の今までの説明が事実と違うとの大きな疑惑になっている。
与党は説明責任を果たしてもらいたい」と前川氏の証人喚問と集中審議を求めた。
一方、自民の竹下亘国対委員長は「証人喚問は必要ない。話としては面白いが、政治の本質に何の関係もない」と拒否。
集中審議については「調整が必要で即答できない」と答えた。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/05/26/kake-adademy_n_16816390.html
開学時期、加計に2カ月前伝達か
特区応募に有利、予定地資料記載
2017/5/27 02:00
政府の国家戦略特区を活用した獣医学部の新設計画を巡り、内閣府が昨年11月に「2018年4月開学」の方針を公表する約2カ月前までに、学校法人加計学園(岡山市)にこの情報が伝わっていたとみられることが26日、学園関係者への取材で分かった。建設予定地の愛媛県今治市の資料にも事前に伝達されたとうかがえる記載があり、学園が早期に教員を確保するなど、特区応募に有利に働いた可能性がある。加計学園を念頭に手続きが進められたとの疑惑がさらに強まった。
特区を担当する内閣府は取材に「開学時期を学園に伝えたことはない」と書面で回答した。
自民 下村氏 前次官の証人喚問は必要ない
5月27日 20時18分
自民党の下村幹事長代行は、東京都内でNHKの取材に対し、国家戦略特区での大学の獣医学部の新設をめぐって、民進党など野党4党が求めている、文部科学省の前の事務次官の証人喚問は必要ないという考えを強調しました。
国家戦略特区に指定された愛媛県今治市に、学校法人「加計学園」が計画している大学の獣医学部の新設をめぐって、文部科学省の前川前事務次官は25日に記者会見し、「総理の意向だ」などと書かれた文書は文部科学省で作成されたものだと主張しました。
これについて、自民党の下村幹事長代行は、東京都内でNHKの取材に対し「文書はメモのたぐいで、正式なものではなく、書いた人の主観も相当入っている。今回の件は何か問題があったわけではなく、そんたくなどと言われている部分については、そうではないことを政府側がしっかり説明すれば、国民にも理解してもらえると思う」と述べました。
そのうえで下村氏は、民進党など野党4党が、特区の手続きに対する疑惑が深まったとして、真相を解明するため、前川前次官の証人喚問を求めていることについて「怪文書のたぐいのものを根拠に証人喚問をするのはふさわしくない」と述べ、喚問は必要ないという考えを強調しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170527/k10010997251000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_013
出会い系バー出入り「考えられない」
文部科学省の前川前事務次官が出会い系バーに出入りしていたことについて、「到底考えられない」という認識を示した。
菅官房長官は「教育行政の最高の責任者が、そうした店に出入りして、小遣いを渡すようなことは到底考えられない、このように思いました」と述べた。
加計学園をめぐる文書の件で、25日に会見を行った前川前文科事務次官が、在職中に出会い系バーに頻繁に出入りしていたと報道されたことについて、「女性の貧困について、視察調査の意味合いがあった」と釈明した。
これについて菅官房長官は、「さすがに強い違和感を覚えた」と述べ、前川氏の発言の信ぴょう性を疑問視する考えを示した。
そのうえで菅官房長官は、前川氏が「確実に存在する」とした文書について、「出所不明で、信ぴょう性も欠けている」と、あらためて強調した。