激怒の横峯さくら“罰金100万円”の是非
GDO 11月15日(金)19時7分配信
普段は感情を出すことの少ない横峯さくらが、“キレた”ように怒りを露わにしていたというからただ事ではなかったのだろう。
「あんなさくらちゃんは初めてみた」というのは目撃した関係者の証言。「伊藤園レディスゴルフトーナメント」開幕前日、夕方のクラブハウスで事件は起きた。
プロアマ戦を終え、レジスト(出場登録)のためにLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ルームへ向かった横峯は、12月15日(日)に予定されている「Hitachi 3Tours Championship」の出場意思を確認された。
同大会の出場資格は11月3日(日)終了時点での賞金ランキング上位3名(プラス推薦3名)で、同2位の横峯は有資格選手となる。しかし、当日は横峯の姉・彩花さんの結婚式の日取りと重なっていた。
家族の晴れ舞台への出席を優先させたい横峯は、同大会の出場辞退を申し出た。
ところが、それを聞いた協会の反応は木で鼻をくくったようだったという。同大会への出場は義務とされており、特別な理由でない限り欠場は許されない。
それでも欠場する場合は罰金100万円が科せられる。即座に“規定なので罰金です”と言われ、横峯のスイッチがパチンと入った。家族の結婚式への出席は正当な理由にならないのか?その場で他の誰にも確認せずに判断されるほど軽いことなのか?
21位で滑り出した大会初日、横峯は多少冷静になっていた。事の経緯を確認しにいくと、「もういいです」と既に気持ちは切り替えていた。だが、その結論は“罰金を払って、試合には出場しない”というもの。
決して両者が妥協してたどり着いた解決策ではない。
「これ(罰金制度)を利用しようと思います」という横峯の言葉に、お金では決して割り切れない協会への不信感が漂った
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131115-00000009-gdo-golf