ところで、さっき時事通信みていたら、共産党都議団が程度の低いことをしていたので興味をもって読んでいたんですよ。
地下水漏れか=豊洲市場の主要施設―共産都議団が現地調査(時事通信 16/9/14)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091400856&
;g=pol
そもそもコンクリートと接する水はアルカリ性になりますし、海水もそれなりのアルカリ性なんですが、どういうことなんでしょう。
その場でリトマス試験紙を浸すと青色に変わり、強アルカリ性であることを示した。
リトマス試験紙を使って酸性かアルカリ性かは分かるんですが、強アルカリまで調べられるとはさすが共産党の科学力はソ連一です。
TBSのビデオ見ると、せいぜいph10ぐらいに見えるんですが、大丈夫なんでしょうか。ちなみに、コンクリートは元々pH値が12~13の強アルカリ性であります。
一般論としてですが、構造物の地下ピットにはそもそも結露する水が入ることが多いわけでして、侵入経路は断定するのは本来むつかしく、雨水かも知れないので微妙なところです。
リトマス試験紙の結果を見ただけで地下水だと強く疑う共産党の素敵な科学知識に驚くわけであります。せめてベンゼンその他の簡易検査でもしてくれれば良いのですが。
「検査機関に提出。その結果は16日ごろに出る」そうなので、ぜひどの検査機関に提出したのか、調査地点の明示や結果も含めて情報公開していただければよろしいのではないかと存じます。
ついでに、なぜか時事通信の記事中に「畑明郎元日本環境学会長」とかいう人のコメントも触れられていますが、この日本環境学会は先日「原発再稼働をやめ、安全で持続可能なエネルギー社会を目指すべきである」とかいうレッズ方面も含めた愉快な人々が大集合している組織ですので、むしろ共産党のプロパガンダの片棒を猛然と非署名記事で担いでいる時事通信が心配になります。
意図的ではないとは思いますが、赤旗時事通信支部みたいな感じですか。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20160915-00062196/
http://www.sankei.com/premium/news/160220/prm1602200020-n1.html
甘利明前経済再生相の事務所不正疑惑に関し、政府機関が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の妨害工作として海外諜報組織の関与がなかったどうか極秘に調査を開始した。
TPPが動き出すと不利益を被る中国の関与が黒幕として疑われていて、“スパイ天国”と呼ばれる日本の問題が思わぬところに波及している。
世界が政治、経済、安全保障で各国と密接につながる中、日本国内での諜報員による妨害工作への懸念も高まっている。
政府関係者は「千葉県の建設会社が道路新設工事をめぐる補償交渉で、甘利氏側に金銭提供などの動きを強めてきた時期がTPP交渉の大詰めを迎え、2月の協定署名に向けた時期と重なる」と指摘する。
日米が主導したTPPは新たな世界の経済ルールとなる見込みで、「経済覇権で軍事拡大を含めた国力増強を目指す中国にとってTPPは不都合だ」と語る。
また、今回の疑惑で「建設会社の総務担当者が甘利氏側とのやり取りを告発したことは、建設会社の経営にも大きなダメージが出る可能性も高い」と告発の狙いをいぶかる声もある。
このため日本政府機関が、外国諜報員によるTPP締結への妨害工作で建設会社側に関与がなかったか内密に調べるという。
TPP交渉筋は、「そもそも日本国内は各国機関が自由に行動できる状態で、中国など多くの諜報員が派遣されている」と交渉内容を漏らしてはいけない立場から警戒感を強めていた。