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【鬼怒川ソーラー】事業者「堤防削ってません。隣り合う別のソーラー事業者がやりました」

弊社が所有する「常総市若宮戸ソーラー発電所」と、鬼怒川泡濫に関する報道について(ご報告)このたびの豪雨により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

現在、インターネット等では、この度の鬼怒川泡濫の原因は、川沿いにあった自然堤防を弊社が事業用地の開発の為に切り崩したことから起こったとする事実とは異なる情報が散見されております。
また、各メディアの報道につきましても、この氾濫の原因の一つに、弊社の社名の記載は無いまでも、「ソーラー発電事業者が『自然堤防」を切り崩したからではないか」との記事も見受けられる様になり、この二つの情報から、弊社があたかもその原因を作ったかの様な誤解を与えているのではないかと考えるに至り、この事実とは異なる、又は誤解を生む情報に対し、今般、弊社の見解を、皆様へご報告させていただくことと致しました。

インターネット等で記載されている「当該堤防とされている丘陵部分」を削る行為については弊社並びに同グループ会社は一切関与しておらず、「自然堤防」とされる「丘陵地」につきましては隣接するメガソーラー事業者所有地であり、同事業者との取引関係は無く、メガソーラーの開発につきましても一切関わりは御座いません。(当所有地と隣地の大凡の境界線、及び「当該堤防とされている丘陵部分」の大凡の位置関係につきましては、「参考図1」をご参照ください。)
http://www.solar-energy-i.co.jp/pdf/info150912.pdf
【鬼怒川ソーラー】事業者「堤防削ってません。隣り合う別のソーラー事業者がやりました」


【鬼怒川ソーラー】「 あんまり騒ぐとここに住めなくなるよ」と反対住民が脅されてた

鬼怒川から大規模な水害が発生した茨城県常総市で11日、住民の逆井(さかさい)正夫さん(67)が「これは人災だ」と訴えた。
同市若宮戸地区では、昨年3月ごろから大規模太陽光発電所(メガソーラー)が建設されたことがきっかけで自然堤防が削り取られた。
豪雨による濁流はその場所から越水し、住宅地をのみ込んだとみられる。

近隣住民で最後までメガソーラーの建設に反対していたのは逆井さんだった。昨年3月ごろから常総市、国土交通省の担当者らに鬼怒川氾濫の恐れを訴えた。今回の水害では同市三坂地区の堤防が決壊し、若宮戸地区で越水が発生した。

逆井さんは「本当に悔しいよ」と憤る。13年11月に病気で亡くした妻幸子さん(享年60)の遺骨は今も自宅にあった。
がれきにまみれた幸子さんの車いすを手に「女房を守るためにも堤防を削るなとずっと戦ってきたんだ」と涙が噴き出た。
自宅には濁流が流れ込み、妻が大好きだったバラや家庭菜園も全て流された。

近隣住民の50代女性は建設業者に脅されたという。「危ないから山を崩さないでと言ったら『あんまり騒ぐと、ここに住めなくなるよ。いいんですか』とすごまれた」と振り返る。
自宅が壊滅的被害を受けた20代女性は「住民一体となって市なり、国なり訴えたい」と怒りをあらわにした。

削られた自然堤防の代わりには土のうが積み上げられただけだった。逆井さんは「危惧していたことが実際に起こった。
こうなってからじゃないと、みんな分からねえんだ」と悔やんでも悔やみきれなかった。【三須一紀】ソース: 日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/general/news/1536943.html