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【日本の高校生】世界でも突出したネガティブ思考「自分はダメ人間」7割超 【高校受験の弊害?】

70%以上が、自分はダメな人間だと思うことがある……..

国立青少年教育復興機構の調査で、日本の高校生は外国に比べて「ネガティブ思考」の割合が突出して高いことが判明した。
専門家は大人が多様な価値観で子どもを見るように求めている。

調査は米国、中国、韓国と共同で2014年9~11月に実施した。
調査は毎年、行われており、今回のテーマは「生活と意識」
回答は各国の高校生約1500~2500人で、計約7700人から回答を得た。

アンケート項目の「自分について」で、日本の高校生の「ネガティブ」ぶりが顕著に現れた。
「自分の希望はいつか叶うと思う」という質問に対して、「とてもそう思う」「まぁそう思う」と肯定的な回答の合計が、米国、中国、韓国は80%を超えたが、日本だけが67.8%と低かった。
「わたしは人並みの能力がある」という質問では、肯定的な回答が米国は88.5%、中国は90.6%だったのに、日本は55.7%。
「わたしは、勉強が得意な方だ」の質問では、日本はわずか23.4%と、四人に一人以下でしかない。

極め付けが、「自分はダメな人間だと思うことがある」への回答だ。
「とてもそう思う」「まぁそう思う」の合計が日本は72.5%もいた。米国45.1%、中国56.4%、韓国35.2%と比べ、際立って高い。