ギリシャ首相が訪露…EUけん制、支援要請か2015年06月20日 08時04分 【サンクトペテルブルク=田村雄、アテネ=青木佐知子】欧州連合(EU)などによる金融支援の期限が6月末に迫る中、ギリシャのチプラス首相は19日、ロシア西部サンクトペテルブルクでプーチン大統領と会談した。
ギリシャ側には、ユーロ圏離脱に追い込まれた場合にはロシアに接近する可能性をちらつかせ、支援交渉でEU側をけん制する思惑がある。
タス通信によると、会談でチプラス氏はロシアとの経済協力を強化する覚書を11月までにまとめると表明し、プーチン氏はこれを歓迎した。
EUはウクライナ問題を巡るロシアへの制裁を来年1月末まで延長する方針だが、チプラス氏はロシアとの経済的な結びつきを深める方針を打ち出した。
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http://www.yomiuri.co.jp/world/20150619-OYT1T50175.html