「こんなゲームを子どもがやってるの!?」。
大臣や国会議員が驚きの声を上げました。
5月19日の参議院文教科学委員会で、実際の画像も提示して、下村文科大臣や経産副大臣、内閣府副大臣と、国による統一的な残虐ゲーム規制について議論しました。今年2月の川崎中1殺害事件に続き、一昨日、またも私の地元の横浜で15歳の少年が母と祖母を殺害するという驚くべき事件が起きています。
その他にも、名古屋女子大生事件や佐世保女子高校生事件など、未成年による残虐な事件は後を絶ちません。
これら事件の原因には、様々な要素が絡み合っているのでしょうが、その一つとして、多くの識者が残虐なゲームの影響を挙げています。
私もかねてより同意見で、ゲームの場合は自らが主人公となって主体的に殺戮を行いますから、受け身の映画などより影響は遙かに大きいと考えてきました。そのため、2005年には神奈川県知事として全国で初めて残虐ゲームの未成年への販売を条例で規制し、大論争を巻き起したこともあります。
幸いなことに多くの自治体が私の考えに賛同してくださり、規制条例が全国各地で誕生しましたが、内容はまちまちですし、条例のない自治体もあるのが実情です。その他には業界の自主規制もありますが、これはお願いベース。
ですから、今でも、小学生であっても買おうと思えば簡単に買えてしまうのです。それどころか、インターネットやスマートフォンの発達により、昔よりも簡単に残虐ゲームをプレーできるようになってしまいました。
今こそ残虐ゲームから子ども達を守らなければいけません。百聞は一見に如かず、下に動画のリンクを貼りましたので、関心があり、心臓も強い大人の方はご覧ください
(グロテスクなので閲覧にはくれぐれもご注意ください)。
https://www.youtube.com/watch?v=CSSaGMyM_D0
http://matsuzawa.com/report/2015/05/post-229.html