維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)は6日の記者会見で、野党再編について、「きちんと軸を決めた上で、民主党の中の考え方の合う人たちと一つのグループをつくるべきだ」と述べ、政策の一致を前提に民主党の一部との合流に意欲を示した。
橋下氏はかねて、民主党の労組系議員らとの連携に否定的な考えを示しており、民主党丸ごととは合流しない立場を明確にした形。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000151-jij-pol
維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)は4日夜、大阪市内で開かれた大阪維新の会の会合で、新たに「関西維新の会」の設立を目指す考えを示し、「いざという時にはいつでも国政政党にする」と述べた。ただ、「すぐに維新の党から独立するということではない」とも話し、安全保障関連法案などを巡って溝が深まっている党執行部をけん制する狙いとみられる。
会合には、馬場伸幸国会対策委員長ら大阪選出の同党国会議員と大阪府議、大阪市議らが参加。出席者によると、橋下氏は「理解不能な方向に行っている」などと党執行部を批判し、地域政党である大阪維新の今後について、「次は関西で固まり、さらにステップアップさせる」などと語ったという。
橋下氏率いる大阪維新は、党の大阪府総支部の位置づけだが、橋下氏が5月に政界引退を表明した後、安保関連法案や党代表選の投票権を巡り、橋下氏らと松野代表ら執行部の意見対立が目立っている。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150705-OYO1T50000.html?from=tw
http://www.asahi.com/articles/ASH5L02J3H5KUTFK009.html
「大阪都構想」の住民投票が反対多数となったことを受け、維新の党の江田憲司代表は18日未明、大阪市内で記者団に対し、代表を辞任する意向を明らかにした。近く代表選を行う。
江田氏は辞任の理由として「都構想は維新の原点中の原点だと繰り返し申し上げてきた。
(同党の最高顧問の)橋下(徹)さんという稀有(けう)な政治家を引退に追い込んだ。
サポートが全く不十分だった。責任を痛感している」と述べた。また、松野頼久幹事長も辞任の意向を固めた。
正式には19日に開かれる執行役員会で決める。
http://news.livedoor.com/article/detail/10093547/
本日、橋下市長と維新が「大阪都構想」に関する肉声録音テープでの無差別電話攻撃を行い、大阪市民から総スカン状態となっています。
今朝からツイッター上では、自宅や職場の電話に突然フリーダイヤルやIP電話から怪電話があったという大阪市民からのつぶやきが相次ぎました。
その電話を取った人が聞いたのは、BGM付きでの橋下市長の肉声の録音テープ。
「大阪都構想」について30秒以上に渡ってしゃべり続け、賛成の投票を促すもの。以下動画からその実際の音声を聞くことができます。
https://youtu.be/KKHfejwzJ44
維新の会は先日、反対派が「投票に行かない場合は自動的に賛成になるのをご存じですか」というメッセージの流れる妨害電話を市民に対してかけているとした真偽不明の情報で「大阪都構想」反対派を激しく批判、8日には公職選挙法違反の疑いで大阪府警南署に告発状を提出しています。
こちらは数日間で10件程の情報提供に留まり事実確認もできていませんが、橋下市長と維新の会からの無差別電話攻撃への反応は追い切れないほど多数で、上記動画が示すようにデマでもありません。
土曜日の朝から家庭や職場にいきなりかかってきたこの録音テープへの反応は最悪で、「どこからこの電話代は出てるんだ!?」「どうやって家の電話番号調べたんだ?気持ち悪い!」「いくらなんでも必死過ぎるだろ」「土曜日の朝からこんなの聞かされて気分悪い」「いきなり録音テープとかバカにされた気分だ」などと散々と言う他ありません。
録音テープでは「5月17日は投票所で賛成票を投じてください。投票しなければ賛成にはなりません」と強調していることから、例の「妨害電話」への対抗策であることは間違いなさそうですが、この電話作戦の強行は「むしろ変な電話かけてるのは賛成派やん」と大阪市民に印象付けることとなってしまったようです。