群馬県伊勢崎市教育委員会は1日、滞納されている市立小中学校の給食費の回収を、債権回収の実績がある東京都内の弁護士事務所に委託すると発表した。
滞納金の回収が進んでいないためで、弁護士事務所に委託するのは県内で初めてだという。
市教委によると、2016年度末までの滞納額は累積で8049万円(延べ2058件)。1世帯で120万円以上滞納しているケースもあるという。
弁護士事務所では、給食費を10万円以上滞納している147世帯を対象に、電話や文書で督促する。所在が不明となっている世帯があれば捜索も行う。来年3月末までに、滞納されている給食費のうち、約3800万円分を回収する。市教委は回収額に応じて、報酬を支払う。
市教委では、これまで滞納している世帯に、職員が督促状を送付したり、直接訪問したりして支払いを求めてきたが、回収が進まなかった。1日に開かれた記者会見で五十嵐清隆市長は「安全な給食を子供たちに提供するために、給食費の徴収はやむをえない」と述べた。
2017年11月02日 14時27分
YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171102-OYT1T50019.html
8日午前11時25分ごろ、群馬県沼田市恩田町の建材会社「オリエント」で、胃のレントゲン撮影車で健康診断を受けていた女性が、診察台と車の内壁の間に頭部を挟まれた。
女性は同社アルバイトでブラジル国籍のマスコ・ロザリナ・ケイコさん(58)=同所=で、約3時間後に病院で死亡が確認された。
県警沼田署によると、健康診断は一般財団法人「全日本労働福祉協会」が実施していた。
マスコさんは胃のレントゲン検査で車内の診察台に乗り、頭部を下にして傾いた状態になった際、診察台から落ちて台と内壁の間に頭を挟まれたという。
同署は詳しい死因や、事故の原因を調べている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015050801040