女子高生への痴漢「人違いの疑い」で逆転無罪
電車内で女子高校生に痴漢をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた自営業石田崇さん(47)の控訴審判決で、東京高裁は24日、「被害者の話は不自然で、人違いの疑いがある」として、罰金30万円の東京地裁判決を破棄し、無罪を言い渡した。
女子高校生は石田さんを車内で捕まえた経緯を「手首、腕、肩、顔を順に確認した」と証言していたが、河合健司裁判長は「車内カメラの映像では、女子高校生が手首から順に見る動作は確認できなかった。
石田さんを犯人と思い込み、十分に確認しなかった疑いがある」と指摘した。
石田さんは2012年11月28日夜、都内を走行中のJR埼京線の電車内で、女子高生のスカートの中に手を入れ、太ももをなでたとして起訴された。
判決後、石田さんは「ひどい捜査だったが、無罪と認めてもらえてうれしい」と話した。(共同)ソース ニッカンスポーツ
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