無電柱化を推進 20年五輪「美しい街・東京」を世界に見せたい
2020年五輪・パラリンピックに向け、都は都心部を通る都道の完全無電柱化を目指す。
墨田区や江東区など電柱が多く残る東部地域を重点に進める。海外からの観光客を迎えるため、無電柱化によって街の景観を美しくするほか、防災面にも気を配り、歩道を障害者にも快適な場所にする。 (松村裕子)
都内には七十五万四千本(一三年度末)の電柱があり、二十三区に限っても無電柱化率はわずか7%。一二年に五輪を開催したロンドンやパリといった海外の主要都市では100%を達成している。
それでも、日本橋を中心に半径八キロ圏内の「都心部」は比較的、無電柱化が進んでおり、都道にある幅二・五メートルの歩道のうち85%で電柱がない。残った15%分、約八十キロについて五輪開催までになくす計画だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150316/CK2015031602000143.html
海外の無電柱化率との比較
無電柱化の整備事例