逮捕男の父「息子見たら110番を」 兵庫5人刺殺
兵庫県洲本市で男女5人が刃物で刺された事件で、死亡した男性が先月、逮捕された男の父親から「息子が外出しているのを見たら110番通報してほしい」と頼まれていたことが分かりました。
捜査関係者によりますと、亡くなった平野毅さん(82)は先月中旬、洲本市内の自宅近くを歩く平野達彦容疑者(40)を目撃。
近くに住む達彦容疑者の父親から「息子が外出しているのを見たら通報してほしい」と事前に頼まれていたために、毅さんが警察に通報していたことが新たに分かりました。
近所の人:「パトカーが(容疑者の自宅近くに)よく来ていた。『変わった人だから気を付けてろよ』と(言われた)」近所の人によりますと、達彦容疑者は以前から自宅に引きこもり、インターネット上に近隣住人への誹謗(ひぼう)・中傷を書き込んでいたということです。
この事件を巡っては、毅さんら男女5人が死亡。警察は、達彦容疑者と毅さんとの間に何らかのトラブルがあった可能性もあるとみて、動機などを調べています。
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