4年前、山形市で大学生が119番通報をして体調不良を訴えたあと死亡したことを巡って、遺族が救急車が出動して適切な治療を受けていれば死亡しなかったなどとして山形市に賠償を求めている裁判で、山形市が1500万円の解決金を支払うことなどで和解が成立する見通しになりました。
4年前の平成23年10月、当時、山形大学の2年生だった大久保祐映さん(当時19歳)は、119番通報をして体調不良を訴えましたが、山形市消防本部の救急車は出動せず、大久保さんはその後、自宅のアパートで死亡しているのが見つかりしました。
遺族は、救急車が出動して適切な治療を受けていれば死亡しなかったなどとして、山形市に対しておよそ1億円の損害賠償を求めています。
山形地方裁判所は去年12月、「円満な解決が望ましい」として和解を勧告していました。
原告と被告の弁護士によりますと、17日の協議で山形市が裁判所が示した案にしたがって1500万円の解決金を支払うことや、消防職員を対象に開く研修に今回の事例を取り入れて教訓として生かすことなどを条件に和解することで合意したということです。
山形市は、解決金を盛り込んだ補正予算案を今月20日の議会に提出する方針で、可決されれば30日に開かれる協議で和解が成立する見通しです。
遺族側の弁護士はNHKの取材に対して「きょうの協議は一つの区切りになったと思っている。
山形市には、今回のようなことが今後起きないように再発防止に努めてほしい。遺族もそれを望んでいる」と述べました。
山形市側の弁護士は協議のあと、「裁判所からの和解勧告を重く受け止めて、われわれが提出した和解案に、原告から『了承する』という返事をもらった。話し合いでまとまってほっとしているというのが実感だ」と述べました。
ソース NHK 山形 救急車不出動巡る賠償訴訟が和解へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150317/k10010018811000.html
今日の市長のコメント(下)
http://www.gekiura.com/gossip/119/
(救急の会話内容の文字起こしあり) 👀
ハチに刺され死亡か、全身に数十カ所 山形
24日午前8時半ごろ、山形県小国町小倉の山林で、23日にアケビ取りに出掛けたまま行方不明になっていた小国町伊佐領の無職斎藤美喜雄さん(78)を県警や消防などの捜索隊が発見したが、既に心肺停止の状態で、その後死亡が確認された。
小国署によると、発見現場近くには数多くのオオスズメバチがいたほか、斎藤さんの全身に数十カ所、ハチに刺された痕があったことから、同署はハチに刺されたことによるショック死とみて調べている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130924/dst13092418590018-n1.htm