15歳に除染作業させた疑い 建設会社の専務逮捕へ 2015年2月18日04時01分<略>
この会社の実質的経営者は元暴力団組員で、県警は業務の指揮系統や金の流れを調べる。
「18歳で通せ」日給は3千円
県警によると、男は昨年7月、福島市内の大型商業施設で、当時15歳だった愛知県北名古屋市の少年(16)が18歳未満であることを知りながら、原発事故で飛散した放射性物質に汚染された草や土を取り除く作業をさせた疑いがある。
労基法は、18歳未満を除染作業現場などで働かせることを禁じており、違反すると6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金と定めている。少年がいた作業現場は第一原発から北西約60キロの市街地。
男は除染作業現場の責任者で、労務管理をする立場にあった。
少年には「周囲には18歳だと言え」と指示していたという。
国発注の場合、除染作業員には賃金に加え、1日あたり1万~数千円の特殊勤務手当(危険手当)が支払われる。
除染作業は元々の給与が土木など一般的な作業に比べて高めだといい、県警は「ピンハネ」しやすい少年を雇っていた疑いがあるとみている。また、ほかにも未成年者に除染をさせていたとみられ、捜査を進める。
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http://www.asahi.com/articles/ASH2K635VH2KOIPE03G.html
除染作業の少年に「18歳で通せ」 日給は3千円 2015年2月18日04時02分「誰に聞かれても18歳で通せ」。
除染作業をさせられていた少年(16)=愛知県北名古屋市=は、男からそう指示を受けていたという。
少年と母親が取材に応じた。
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