政府、水素発電を支援へ 20年までに民間実験炉
政府は、水素を燃料として環境に優しい発電が可能となる「水素発電所」の商用化に向け民間企業支援に乗り出す。
15年度予算に関連事業費約20億5千万円を初めて計上し、水素製造や輸送技術開発などを後押しする。
企業が20年までに実験炉をつくり、30年ごろに発電事業を始動させる目標を掲げるが、技術やコスト面で課題も残る。
安倍首相は12日の施政方針演説で「水素社会」実現へ決意を表明した。
燃料電池車に水素を補給する「水素ステーション」の整備に続き、水素発電所の商用化で水素の流通量拡大と価格低下を狙う。
政府は支援例として液体水素輸送船や新型ガスタービン開発などを想定。
2015/02/15 17:45 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021501001237.html
水素発電の想定スケジュール