イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に焼殺されたとみられるヨルダン軍パイロットのカサースベ中尉について、殺害される前に大量の鎮静剤を飲まされたとサウジアラビアのメディアが報じた。10日付で香港メディア・東網が伝えた。
サウジアラビアのニュースサイト「burnews.com」によると、「イスラム国」メンバーが殺害前にカサースベ中尉に大量の鎮静剤を飲ませたことを認めている。
殺害される際、本人に身の回りで何が起きているのか悟らせず、焼き殺される時にわめき散らすことがないようにした。感覚器官もすぐに焼き尽くされるため、本人は痛みを感じないという。
カサースベ中尉が殺害される際、怖がっている様子がなかったのも、鎮静剤が効いていたからだと伝えられた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150210-00000023-xinhua-cn