2月の運用実績 10.5兆円の黒字
3月3日 9時04分
公的年金の積立金を運用している、GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人の、去年10月から12月までの運用実績が、アメリカのトランプ大統領の経済政策への期待感を背景に株高や円安ドル高が進んだことなどから、四半期としては過去最高となる、およそ10兆5000億円の黒字になったことがわかりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170303/k10010897091000.html
安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で、米国のトランプ新政権との経済協力に関し「われわれが一方的に協力することはない。ウィンウィン(相互利益)の関係の中で話をする」と述べた。
内容については「民間投資も含めたパッケージの話をしていく」と説明した。民進党の大串博志政調会長への答弁。
対立避け「対米貢献」前面=雇用・投資で信頼構築-安倍首相
首相は10日のトランプ大統領との首脳会談で提示する政策パッケージを念頭に、新幹線などの交通インフラ投資を挙げ、「日本の優れた技術を使ってもらえれば、投資や雇用で米国に大きなプラスが生まれる。
移動時間短縮で米国の国内総生産(GDP)にどういうプラスがあるかも、お互いの協力の一つだと話す」と述べた。
一方、対米投資に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資金を活用するとの一部報道については「全く検討していない。指示する権限がなく、『私の指示でGPIFから入れる』と言ったら詐欺だ」と否定。
ただ、GPIFの高橋則広理事長は「想定している投資対象は欧米の先進国が中心で、結果として米国のインフラに向かうこともあり得る」と語った。 (2017/02/03-15:32)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020300870&
;g=pol
「年金マンガ」に批判の嵐、若者の反発は当然? ジジコ 2015年1月26日 17時00分 (2015年1月27日 10時47分 更新)厚生労働省の「年金マンガ」に批判の声が集まる
厚生労働省のホームページ上で公開されている年金マンガ「いっしょに検証!公的年金」に対して批判的な発言が目立ち始めました。
これは、平成26年5月に公開され、0話から11話まであり、架空の一家が年金の制度を解説するものです。
批判が集まった場面に、「今、年金をもらっている世代よりかなり減るのって聞いた」との悩みに対して、「現在、年金を受け取っている世代は教育や医療が十分でなかった時代に自分たちの親を扶養しながら日本をここまで発展してきたから、今の若者の将来の年金額に差があっても若者は損ではない」といった趣旨の内容があります。その理由で本当に納得できるでしょうか?「現在の若者は年金で損をするのは仕方ない」とも受け取れる
子どもの数が平均4人以上であった年金受給者が現役の時代とは異なり、今は少子高齢化が進み、現役世代の保険料は年々上がって負担は決して軽くはありません。また、高度成長期のように正社員で終身雇用が一般的ではなくなり、望まずに非正規雇用となって生活が不安定な若者も多くいます。
そのような中、今の高齢者の医療保険料については優遇措置があります。にもかかわらず、「今の年金受給者だけが苦労して、現在の若者は恵まれているから将来の年金で損をするのは仕方ない」とも受け取れる表現でしょう。
年金制度を支えるために子どもを産もうと考える人はいない
また、姉が少子高齢化を心配する妹の女子大生に対して、「結婚して子どもをたくさん産めばいいのよ」と発言している場面があります。
「女性は子どもを産む機械」であるかのような発言で、会社内で男性が女性に言えばセクハラ行為となり懲戒処分も考えられます。
少子高齢化を防ぐには、それ以前に、子どもがいても育児や仕事をしやすい環境を整えることが重要です。子どもを産むか産まないか本来は個人の自由であり、年金制度を支えるために子どもを産もうと考える人はいないでしょう。
不信感を払拭するには障害年金受給や遺族年金支給を強調すべき
http://girlscafe.me/topic.php?id=178082
※以下に続く