韓国中が感動、セウォル号事故で死亡した息子にメールしてみたら・・「父さん、大好きです」―中国ネット韓国の中国語メディア「奮闘在韓国」が中国版ツイッター・微博のアカウントで13日、「韓国セウォル号事故の死者が父のメールに“返信”」と題した書き込みをした。
韓国で昨年4月に起きた大型旅客船「セウォル号」の沈没事故で息子を亡くした男性が、息子が使っていた携帯電話の番号にショートメールを送ったところ、「父さん、大好きです」という内容の“返信”を受けとった。
この出来事とメールのやり取りの内容が12日、韓国国内で伝わり、国中を感動させたという。
返信したのは男性の息子が使っていた携帯電話の番号を現在、使用している人物で、2人のメールのやり取りの内容の一部はこんな感じだった。
息子を亡くした父親より:
父さんはもうじき年をとって死んでしまう。父さんのことを忘れないでくれ。
おばあちゃんはどうしたらいいかな? お前がこの世から去ってしまったことを、どうやっておばあちゃんに伝えればいい?息子よ、教えてくれ。愛してるよ。本当に愛してる。分かってるか?
ちゃんとご飯を食べて、友達と仲良くするんだぞ。じゃあ、またな。
“返信”:
僕は元気だよ。父さんも元気に過ごしてね。
僕は本当に大丈夫だから、父さんは毎日をちゃんと生きて、ゆっくり年をとってください。
愛してます。
息子を亡くした父親より:
やっとわかった。あなたは今、息子の番号を使っている方ですね?
どこにお住まいか分かりませんが、その番号をどうかずっと使っていてください。どうもありがとうございます。
“返信”:
息子さんに会いたくなったら、この番号にメールをください。