「非正規」増、訴えにずれ 若者の就労環境依然厳しく
雇用情勢の改善で有効求人倍率は上向いているものの、中身を見れば、非正規雇用の増加に歯止めがかからない。
いまや働く人の4割近くに達し、その平均年収は200万円以下。
格差や貧困の温床とされる。雇用施策は衆院選の争点の一つ。非正規雇用では与野党で論点の違いも見える。(石沢菜々子)<略>
総務省の労働力調査では全国の正規・非正規を合わせた労働者数は10月時点で5279万人。
リーマン・ショックで落ち込んだ2009年から回復傾向にあり、この2年では125万人増加。
うち正社員は42万人減り、パートやアルバイト、派遣といった非正規は167万人増えた。
中でも15~24歳の若年層は非正規が半数近くを占め、若者が正社員になりにくい状況が続く。
「長く働いても最低賃金並み」「有給を取得すると、契約を更新してもらえない」。
労働相談などに取り組む「ひょうごユニオン」(神戸市中央区)には非正規の待遇改善を求める声が寄せられる。
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http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201412/0007568443.shtml