衆議院選挙予想~自民党上積み、民主やや増、維新減、公明微増、共産躍進、後は消滅の危機2014年11月24日 9時21分
児玉の衆議院選挙予想(2014年11月24日現在)
自民党 合計300(小選挙区236 比例64)
民主党 合計77 (小選挙区34 比例43)
維新の党 合計35 (小選挙区7 比例28)
公明党 合計34 (小選挙区8 比例26)
共産党 合計15 (小選挙区0 比例15)
次世代の党 合計4 (小選挙区2 比例2)
社民党 合計3 (小選挙区1 比例2)
生活の党 合計1 (小選挙区1 比例0)
無所属 合計6 (小選挙区6 比例0)
衆議院選挙が近づいています。これまでの児玉の選挙予想は相当な精度であたっています。今回はどうか。
まず、自民党ですが、小選挙区では圧倒的な強さをみせるでしょう。政権与党で現職を多く持つ自民党が小選挙区で大幅に議席を減らすシナリオは、与党への猛烈な逆風が吹いているときに限られます。
確かに安倍政権に対する評価は2年前と比べると落ちているかもしれません。しかし、政権交代で大敗した時の自民党や民主党の逆風の嵐の時と比べると平穏な状態です。
民主党は、与党時代の傷が癒えているとは言えません。しかし、二大政党化を誘導すると言われる小選挙区制で、前回は負けすぎたといえます。
みんなの党がなくなり、生活の党もほぼ実態がなくなりました。いわゆる第三極勢力が勢いをなくす中で、現有議席に積み重ねがあると予想されます。
維新の党はかつての勢いを失っています。とはいえ、みんなの党がなくなるなど、自民も民主も嫌、という層の票の行き場としてある程度の議席はとることができます。
公明党は、かたい選挙戦略で、着実に議席を上乗せすることになるでしょう。
共産党は躍進です。自民党への批判票の受け皿となる部分があります。一般には二大政党化している状況では、自民党への批判票は民主党に行くのですが、民主に失望した人も少なくありません。
それの一部が共産党への票となります。共産党アレルギーも以前と比較すると弱まったということも好影響に繋がります。(以下略)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kodamakatsuya/20141124-00040951/