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【賞与】 お前ら冬のボーナスいくら出た? 大企業89万円 公務員76万円 中小企業25万円で軒並み増加

冬の賞与、20代は増えそう 30代以上に厳しく、第三銀調査

冬のボーナスは二十代は増えそうだが、三十代以上は厳しい状況が続く-。第三銀行(松阪市)が十八日に発表した県内のサラリーマンへの冬のボーナス予想アンケートで、こんな傾向が浮かび上がった。同行は「消費増税の影響もあり、消費を抑えて貯蓄に回す傾向は強まりそう」としている。

調査は十月、県内の千四百四十五人に調査用紙を送って実施。七百一人(48・5%)から回答を得た。

ボーナスの増減見込みは「増加する」と答えた人が13・4%(昨年比3・6ポイント増)で、「減少する」の9・9%(同7・4ポイント減)を上回った。二十代では増額の傾向があったが、三十代以上の年代では、減額か横ばいの回答が目立った。平均見込み額(税込み)は四十六万三千円で、昨年より一万二千円減った。

使い道(複数回答)は、「貯蓄する」が80・7%で高い水準が続く。二十~三十代の九割以上が貯蓄すると答え、将来に不安を感じる若年層の心理がうかがえる。

消費支出(同)では、「衣類など日用品を購入する」が48・8%、「旅行・レジャー費用に使う」が40・7%、「(車や家電など)耐久消費財を購入する」が24・2%と、いずれの項目も昨年より減少し、消費意欲が低下している傾向がみられた。

同行は「企業業績は全体的には改善している。大都市圏の上場企業ではボーナスが増える見通しだが、県内の中小企業には波及していない」と分析している。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20141119/CK2014111902000017.html
明るい話ばかりが続いたが、残念ながら懸念点もある。夏のボーナス支給額を企業規模別にみると、大企業と中小企業で明暗がくっきり分かれているのだ。
従業員数30人以上の企業では、1人当たりの平均支給額は43万1479円(前年比5.6%増)と大きく増えたが、5人~29人の企業では25万3315円(同2.1%減)と減少している。「夏のボーナスでは、企業規模が小さくなるほどボーナスの伸びが低くなる傾向があったが、冬ではその傾向が一層顕著になるだろう」(第一生命経済研究所)。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1411/11/news104.html