韓国のネット掲示板に「日本独自の戦闘マナー、名乗り」というスレッドが立っていたのでご紹介。
「自分は、どの家の何代目であり、戦功はこうであり、自分たちはこのような名分を持って攻め入ったので、あなた方は敗北に承服しなさい」
このように自分の家を紹介し、その名誉を前に押し出しながら相手を威圧し、互いの「格」を認識することが名乗りという行為である。
おもしろいのが、高麗時代に、モンゴルと高麗の連合軍(麗蒙連合軍)が、日本に遠征した時、日本の地方豪族とされる御家人は、名乗りを行ったということ。
しかし、当然ながら、麗蒙連合軍は、このような日本の名乗りを理解するはずもなく、御家人に弓矢を放ち落馬させたという。
これに慌てた日本軍は、弓矢で対抗したが、当時、 麗蒙連合軍の弓矢は、牛の腱と角を用いて作られていたため、射程距離が非常に長かった。
対して、日本軍の弓矢は単純な木で作られており、射程距離が比較的短かったため、当たらなかった。
日本軍の弓矢技術が発達しなかった理由は、弓矢で敵を殺した場合、戦功を証明しにくかったことや、湿気の多い気候のためなどと言われている。
3行要約
1. 日本には名乗りという文化があった
2. 戦闘に先立ち、演説を行うものである
3. 麗蒙軍を相手に名乗りをするも、弓矢食らって大慌て
http://www.ilbe.com/4483003975
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/41346469.html