文明の関わり考える 米子で「古代史サミット」
http://www.nnn.co.jp/news/141012/20141012004.html
山陰古代史研究会は11日、鳥取県米子市淀江町のさなめホールで「古代史サミットin葦原の中国」を開いた。
聴衆約110人が講演やパネル討議を通じて日本文明と世界文明の関わりについて理解を深めた。
全国邪馬台国連絡協議会が今春設立されたことを記念して開催。同協議会顧問の奥野正男氏と、副会長で同研究会代表の田中文也氏が基調講演した。
奥野氏は「蘇我氏と三角縁神獣鏡と百済の研究から」と題して講演。
律令制度への転換を進めた豪族・蘇我氏について、朝鮮半島で高句麗と百済、新羅が争っていたころ、日本へ移住した百済の一族だと説明。
日本に多くの技術をもたらしたとし、古代日本の国家形成に影響を与えたと解説した。