東京都内に4店舗を展開する練馬区のスーパーでは、輸入物の牛肉や豚肉の店頭での価格が、1か月前と比べて2割ほど値上がりしているということです。
牛肉は、アメリカの干ばつの影響で、また、豚肉は伝染病の流行で、それぞれ供給量が減少して、もともと値上がりしていたところに円安が追い打ちをかけている状況だということです。
また、中国産のたけのこの水煮の価格も先月と比べて2割程度高くなっているということです。
さらに、これから輸入が本格化するアメリカ産のレモンやグレープフルーツも前のシーズンと比べて値上がりする見込みだということです。
このスーパーの秋葉弘道社長は「牛肉や豚肉などは、もともと仕入れ値が上がっているなかで円安の影響を受けていて、小売店としては本当につらい。どうしても価格に転嫁しないとやっていけなくなっている」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140919/k10014737751000.html