石破氏を重要閣僚で処遇=「地方創生」など29日にも会談-安倍首相検討
安倍晋三首相は、9月3日の内閣改造で、安全保障法制担当相への就任を固辞している自民党の石破茂幹事長について、別の重要閣僚で処遇する検討に入った。
石破氏を無役とすれば、挙党態勢にほころびが生じかねないためで、新設する地方創生担当相や経済産業相などで起用する案が出ている。
首相は29日にも石破氏と会談し、直接入閣を要請するとみられる。
首相周辺が27日明らかにした。
石破氏は、安全保障政策に関する首相との考え方の違いから、安保相ポストに難色を示している。
首相は、この問題をめぐってこじれた石破氏との関係を修復し、内閣改造後も協力を求める必要があると判断。
安保政策に関連の薄い分野の閣僚であれば石破氏も受け入れやすいと見て、別ポストの提示に傾いたようだ。
(2014/08/27-19:59)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014082700796