押し入れから女性遺体 愛媛の団地、「少年のたまり場」 2014年8月15日13時28分14日午後11時45分ごろ、愛媛県伊予市下吾川(しもあがわ)にある市営新川団地(4階建て)の3階の一室で女性が暴力をふるわれているようだ、と県警伊予署に通報があった。
駆けつけた署員が押し入れの中から毛布で覆われた遺体を見つけた。
10代後半の少女とみられ、伊予署は死体遺棄事件として捜査している。
現場は伊予鉄道郡中線新川駅近くの住宅街の一角。
地元消防によると、遺体の顔は性別が分からないほど腫れ上がっていた。
一方、伊予署幹部は取材に「外傷の有無は確認中で、死亡してからそれほど時間はたっていない」としている。
伊予署によると、遺体が見つかった部屋には30代の無職女性と女性の子ども4人の計5人が住み、署員に「(遺体は)知っている人だ」と説明。
遺体が見つかった時、室内には女性の長男(10代後半)の友人も数人いたという。
伊予署は女性や女性の家族、長男の友人らが経緯を知っている可能性があるとみて、事情を聴く方針。
同じ団地に住む女性によると、14日午後11時すぎ、「きゃー」という声が聞こえた後、警察官が駆けつけた。
女性は取材に「(遺体が見つかった部屋は)10人ほどの若い男の子のたまり場になっていた。
約1年前から見慣れない少女が住むようになり、学校にも行っていないようだった」と話した。
http://www.asahi.com/articles/ASG8H3196G8HPFIB004.html?iref=com_rnavi_arank_nr01