米政府機関、エボラ治療で富士フイルムの薬を申請へ
【ニューヨーク共同】米通信社ブルームバーグは7日、米政府機関が富士フイルムホールディングスのインフルエンザ治療薬を、エボラ出血熱の治療に利用する承認手続きを急いでいると報じた。
この治療薬は富士フイルム傘下の富山化学工業が開発した「ファビピラビル」。米国ではインフルエンザ治療薬として治験の最終段階にある。
ブルームバーグは米国防総省報道官の話として、富士フイルムの提携先である米製薬会社メディベクターが、エボラ出血熱の治療薬として申請する方向で米食品医薬品局(FDA)と協議していると伝えている。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/106463