北アルプスで1週間ぶり男性救助
08/20 21:08
北アルプスに1人で登山に出かけ、1週間前に滑落した74歳の男性が、20日朝、無事救助された。
非常食のチョコレートを、小分けにして食べていたと話している。
滑落してから1週間たって救助された広島市のアルバイト・筒井清之さん(74)は、8月10日から5日間の日程で、富山県と長野県にまたがる北アルプスへ1人で登山に出かけ、13日、唐松岳の登山道で足を滑らせ、およそ10メートル滑落した。
家族から警察に届け出があり、20日朝から富山県警山岳警備隊が捜索していたところ、午前9時ごろ、標高およそ1,000メートルの滑落現場で、タオルを振っている筒井さんをヘリコプターから発見し、救助した。
筒井さんは、衰弱し病院に運ばれたが、命に別条はなく、「非常食のチョコレートを、小分けにして食べてしのいだ」と話しているという。 (富山テレビ)
★リンク先に動画あります
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00367811.html
富士山救助ミス
ヘリから落下の男性遺族、静岡市を提訴
毎日新聞2016年1月8日 23時30分(最終更新 1月8日 23時30分)富士山で2013年12月、滑落事故の救助活動中の静岡市消防局のヘリコプターから京都市の男性(当時55歳)が落下し死亡した問題で、静岡市は8日、男性の遺族が市を相手取り、約9000万円の損害賠償を求めて京都地裁に提訴したことを明らかにした。
提訴は昨年12月1日付。
同市によると、遺族は訴状で「死亡したのは救助ミスが原因だった」と主張しているという。
男性は13年12月1日、男女4人のグループで登山中に富士山の御殿場ルート頂上付近で滑落した。
市のヘリが男性を救助中、男性の両脇の下を通していたつり上げ用具がすり抜け、約3メートル下に落下した。
翌日、静岡県警ヘリが男性を救助したが死亡が確認された。
市救助事故調査委は14年3月にまとめた報告書で、つり上げ用具がすり抜けた要因として「男性が負傷の痛みで姿勢を変えようとした」など三つを挙げたが特定しなかった。
遺族は示談で市に賠償を求めたが、市は過失を否定したという。
うぇbで
http://mainichi.jp/articles/20160109/k00/00m/040/098000c
「懐中電灯は売ってないか?」 2500メートルの山頂で聞いた“愚問” 2014.8.10 18:00「お散歩登山」なる軽薄な言葉が浸透し、山登りに対する緊張感や達成感が失われつつあるという。
登山マナーの低下やトンデモ登山は、高尾山のようなハイキング気分で出かけられる山のみならず、標高2500メートルの山でも目を疑うような光景に出くわす。
流行りの“百名山登山”もいいが、せめて他人に迷惑をかけぬよう登山の装備とマナーだけはわきまえてほしいものだ。警鐘の意味を込めて、あえて記す。
■道に迷ったあげくに…
長野県立科町は人口約7600人。北佐久郡の小さな町である。隣接する茅野市との境に蓼科山がある。
町名は立科だが、山名は蓼科と表記する。
別荘地、温泉地としても有名だが、標高2530メートルの蓼科山はれっきとした「日本百名山」の一つ。
複数の登山ルートがあり、いずれも日帰り登山が可能だ。山頂からは北アルプスの名峰や八ヶ岳連峰が一望できる。
7月下旬の週末。午後からの豪雨が上がった山頂付近の山小屋に、初老の男性が現れた。
顔面蒼白の表情で、開口一番「懐中電灯は売ってないか?」と宿のスタッフにたずねた。
聞けば、仲間と登っているうちにはぐれ、山小屋のある山頂を目指してきたという。
そもそも、電気や水、食料の運搬もままならない2500メートルの高地に懐中電灯が売っているはずがない。
明らかに想像力が足りない。
午後5時。真夏とはいえ、暗くなるのは時間の問題だ。急いで下山しても、足下が見づらくなる。
山頂での一期一会。不憫に思えて「山小屋に泊まっていったらどうですか?」と勧めてみたところ、「仲間が待っているから」の一点張りだ。
男性は山小屋で注文したラーメンで空腹をしのぐと、単独で下山した。
その後のことは知るよしもないが、自分にだけはリスクが降りかかってこないと思い込む、勝手な“信念”が見え隠れした。うぇbで
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140810/oth14081018000004-n1.htm