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【マジ?】 「日本のゲームがつまらなくなったのは高学歴エリートのせい」 という主張が話題に

■なぜ高学歴の作るゲームがつまらないのか

最近の日本産ゲームの凋落ぶりといったら目も当てられないほどだ。その原因としてゲーム業界がある程度ステータスをもつようになり、高学歴エリートばかりが入るようになったからというのは誰もが分かっている。

だが、なぜエリートの作るゲームが面白くないのかについて、踏み込んだ考察がないので解説したい。大抵の大企業において重要な地位を占めるのは高学歴エリートだ。彼らに権力を集中させた方が大概の場合生産性が高くなる。

それがなぜゲーム業界において成り立たないのか。

簡単だ。彼らには"遊び心"がないのだ。正確には遊びを"発見"する能力がないのだ。
物心ついたころから勉強ばかりさせられて、遊ぶ時間がなかったという意味ではない。
もちろん彼らも時間を見つけて要領良く遊んでいるだろう。しかし、その"遊び"は人から"与えられた"ものでしかない。

勉強の合間にテレビゲームを与えられて育ったエリートは、所詮、他人の想像力を与えてもらって遊んでいるだけだ。その遊びは主体的なものではない。

面白いゲームを作るのに必要なのは、ただの木の棒を伝説の剣に見立てる想像力だ。
一つの人形をあらゆる人物に投影する想像力だ。そして、その想像が面白いか面白く無いかを屈託なく評価する悪ガキどもだ。

そうやって評価され、鍛えられた経験だ。高学歴エリートにはまったく望めない要素だ。
もちろんマネタイズやらマーケティングやら、そういう日陰の仕事にはエリートを割り当てるといい。
しかし、ゲームデザインのような日の当たる舞台に彼らを登用してはいけない。これが近年の日本産ゲームのつまらなさの原因であり、高学歴エリートが遊びを作れない理由である。
http://anond.hatelabo.jp/20131213194555