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【また滋賀】 スポーツ少年団コーチ、部員8人に小4女児の顔を集団で殴るよう命令し負傷させる

「部員に体罰命令、PTSDに」 被害女児がコーチら提訴へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150920-00000005-kyt-soci
滋賀県東近江市内のスポーツ少年団バレーボール部に所属していた当時小学4年の女子児童が、練習中に指導者の命令を受けた複数の部員に殴られて負傷し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、指導者3人に対し、慰謝料など計約1千万円の損害賠償を求め、月内にも大津地裁彦根支部に提訴することが19日、分かった。

女児の代理人弁護士などによると、2012年5月、同市内の小学校体育館で練習中、30代の男性コーチが、サーブを失敗した女児の背中を1人ずつ平手打ちするよう、他の部員8人に命じた。
女児は全治約5日間の打撲傷を負ったうえ、殴られた部員のいる教室に行けなくなり、物音に過敏に反応するなどPTSDも発症した、としている。

弁護士の説明では、男性コーチは最初、顔をたたくよう指示したが部員たちが嫌がったため、背中の平手打ちを命じた。
当時、現場には女性監督と別の30代の男性コーチがいたが、黙認したという。
女性監督は取材に対し、「子どもたちに緊張感を持って練習してほしかった。悪気はなかった」と話している。

指導者3人については、女児から刑事告訴を受けた東近江署が4月に傷害容疑で書類送検した。
7月に傷害罪で略式起訴され、東近江簡裁は20万~30万円の略式命令を出したが、3人は処分を不服として正式裁判を申し立てている。