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【多摩美】グッドデザイン賞・審査委員長がセルフ受賞の作品にパクリ疑惑→10月発売の新作も盗作の疑い

多摩美術大学教授・佐野研二郎氏の東京五輪エンブレム盗作問題が発端となって、同大教授の深澤直人氏にも同様の疑惑が浮上したことを、先日の記事で扱った。
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2014年に深澤氏はグッドデザイン賞を受賞したが、この時期は氏が同賞の審査委員長を務めていた。
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さらに、受賞作であるソファは、デンマークのナナ・ディッツェル氏が1952年にデザインしたものに酷似しているという指摘がなされた。
このたび、上記のソファ以外にも、深澤氏の作品に関して盗作を疑う声が上がっていたことが判明した。
問題視されているのは、株式会社カンディハウスが2015年10月に発売を予定している、深澤氏の作品「KAMUYダイニング」のアームチェアである。そのデザインが、デンマークのアルネ・ボッダー氏が1960年代に手がけた作品に酷似しているというのである。
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深澤氏の作品とボッダー氏の作品を比べると、前者は木座であり、後者は茶色の革の座張りがなされているという点は異なる。

【多摩美】グッドデザイン賞・審査委員長がセルフ受賞の作品にパクリ疑惑→10月発売の新作も盗作の疑い

【多摩美】グッドデザイン賞・審査委員長がセルフ受賞の作品にパクリ疑惑→10月発売の新作も盗作の疑い
だが、深澤氏の作品には座張りのある別バージョンも存在することが判明。しかも、座張りの素材は、カンディハウスHPに掲載の画像では布や黒い革だが、この部分を茶色の革などに変更することも可能である。さらに、ボッダー氏が同時期に手がけた作品には、デザインはやや異なるが、座張りが革ではなく布であるものが存在することも発覚した。

【多摩美】グッドデザイン賞・審査委員長がセルフ受賞の作品にパクリ疑惑→10月発売の新作も盗作の疑い

【多摩美】グッドデザイン賞・審査委員長がセルフ受賞の作品にパクリ疑惑→10月発売の新作も盗作の疑い
株式会社カンディハウスでは、上記の指摘に関しては把握している様子だった。だが、問い合わせがあったのは今回が初めてだったとのことで、まだ具体的な対応はなされていない模様だ。多摩美術大学によると、深澤氏の疑惑については、グッドデザイン賞の件も本件も確認済みであるという。調査の進捗状況や大学としての判断、今後の対応の予定等を尋ねたが、「コメントは一切控えさせていただいています」と担当者は述べるにとどまった。

記事全文とそのほかの画像一覧
http://tanteiwatch.com/25074


【多摩美】 一般国民が佐野のロゴを理解できない事で飛び火した多摩美 いわさきちひろ財団が抗議の意思

いわさきちひろ記念事業団が多摩美術大学のパロディ卒業制作に抗議する意思を表明 腹BLACK 2015年9月13日多摩美術大学の卒業制作優秀賞が有名画家いわさきちひろさんの作品に酷似していた件について、netgeek編集部がいわさきちひろ記念事業団に問い合わせたところ、「対処する」という返答を得た。

問題になったのは多摩美術大学の学生が作成したいわさきちひろのパロディ作品。

【多摩美】 一般国民が佐野のロゴを理解できない事で飛び火した多摩美 いわさきちひろ財団が抗議の意思
構図と画風が極度に似ており、これは権利的に許されるのかと問題視された。
しかし、中には「パロディやオマージュの類なのだから似ているのは当たり前。
これがアートというもの」といった声もあり、芸術面と法律面が真っ向から対立することに…。
netgeekのコメント欄では延々と議論が続き、答えが出ないままになっていた。

そこで、netgeek編集部は権利を所有しているいわさきちひろ記念事業団に事実を報告し、抗議する姿勢なのか、このまま容認するのか、メールで質問した。

【多摩美】 一般国民が佐野のロゴを理解できない事で飛び火した多摩美 いわさきちひろ財団が抗議の意思
そして、その結果「当財団でも対処して参りたいと存じます」という回答を頂き、抗議する姿勢であることが明らかになった。なお、メールの差出人は「ちひろ美術館 著作権」という署名になっており、CCにはちひろ美術館の宛先も含まれていた。今後は複数の関係者が協力して動いていくのだろう。
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今回の件については特にいわさきちひろファンは「これはちひろは喜ばない」と本人の立場で考えて抗議の声をあげていた。
卒業生であり、また特任教授も務める佐野研二郎氏のパクリ疑惑を発端に飛び火で炎上した多摩美術大学。
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全文はうぇbで
http://netgeek.biz/archives/49251