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【ドイツ墜落事故】機長を閉め出した副操縦士 一糸乱れぬ正常な呼吸を保ったまま山に突っ込む

検察によると、墜落前、機長がトイレに行くため操縦室を出た。
戻ろうとしたがルビッツ副操縦士はドアを開けるのを拒んで閉め出し、単独で操縦。
スイッチを手動で回して降下装置を作動させた。
「偶然ではあり得ない」という。同機は急降下を始めてから約8分で墜落した。

副操縦士は管制塔の呼び掛けに応じず、終始無言だった。
副操縦士は最後まで正常に呼吸し、身体に異常がある様子はなかった。
機長が退室するまで2人は「陽気で礼儀正しい」会話をしていたという。

客室内では、乗客らが墜落直前になって悲鳴を上げた。
ジャーマンウイングスの親会社、ルフトハンザ航空の社長は「信じられない。申し訳ない」と述べた。

フランス南部の墜落現場近くでは26日、乗客の家族らの訪問が本格化。捜索活動も続いた。

墜落機は24日午前10時すぎ、スペイン・バルセロナからデュッセルドルフに向け離陸。
約45分後に約1万1500メートルの正規の高度に達したが間もなく急降下を始め、約1万メートル降下しレーダーから消えた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/03/26/kiji/K20150326010057620.html