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【写真部】 一眼レフのデザインって全然進歩しないよな 客商売を舐めてるとしか思えん

カメラのシステム性も一眼レフの魅力

手もとのデータによると、国内主要メーカーから発売されている現行のレンズ交換式カメラ(中判デジタルをのぞく。原稿執筆時点)は、ミラーレスが32機種、一眼レフが25機種と、すでに数のうえではミラーレスが多数派を占めている。
一方、実売価格ベースで見ると、ミラーレスが平均約10万5,800円であるのに対し、一眼レフは約20万9,600円(いずれも発売当初のボディ単体の数字)と2倍に近い。
これは、一眼レフのほうが複雑なメカなどが必要な分だけコスト高となることもあるが、中~高級機の割合が多いことも要因としてあげられる。もちろん、ハイスペックなミラーレスも増えつつあるが、それでもまだ、熱心なカメラファンの支持を集めているのは一眼レフのほうだといえる。
一眼レフの強みは、リアルタイムで被写体を見ることができる光学ファインダーを搭載していること。連写中にも映像が途切れることがないので(実際には、瞬間的なブラックアウトが生じているのだが)、特に動く被写体を追いながら撮影するようなシーンに強い。
ミラーレスカメラでも、撮像面位相差検出AFによって高速かつスムーズなコンティニュアスAFや、一眼レフ以上の高速連写を実現しているものもあるが、連写中の被写体の追いやすさでは、まだまだ一眼レフには遠くおよばない。
多彩な交換レンズが用意されていることも一眼レフの強みだ。超望遠レンズや大口径の単焦点レンズを常用するユーザーにとって、ミラーレスのシステム性は、とても十分なものとはいえない。また、重量級のレンズでも不安を感じないマウント強度、ホールディングバランスなどを考えると、まだまだ一眼レフを選ぶ意味はなくなったわけではない。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20141210_679316.html